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核密約関係(1)

核密約文書が存在 佐藤元首相遺族が保管

 沖縄返還交渉で当時の佐藤栄作首相とニクソン米大統領が交わしたとされる有事の際の核の再持ち込みに関する密約文書を、佐藤氏の遺族が保管していたことが22日、明らかになった。この遺族によると、佐藤元首相の1975年の死去後に自宅の遺品の中から同文書を発見。その際、文書の保管を非公式に外務省側に打診したが、受け取りを拒否されたため、自ら保管していたという。

 文書を保管していた遺族は元首相の次男の佐藤信二元通産相。同氏によると文書は実物で、佐藤元首相とニクソン大統領のフルネームの署名が入っており、日付は69年11月19日付。「重大な緊急事態が生じた際には、米政府は日本国政府と事前協議を行ったうえで、核兵器を沖縄に再び持ち込むこと、および沖縄を通過する権利が認められることを必要とする」とし、日本政府は「遅滞なくそれらの必要を満たす」と明記しているという。(23日 07:00)



核密約引き継ぎ、外務省内部調査で文書見つからず

 核の持ち込みなどの日米の密約について、歴代の外務省幹部らによる引き継ぎ文書が外務省内の内部調査では見つからなかったことが4日、明らかになった。密約の発覚を恐れて省内で廃棄された可能性もあり、文書管理のあり方が問われそうだ。

 密約の引き継ぎを巡っては村田良平元外務次官が日本経済新聞のインタビューで密約内容を記した1枚の紙を前任の次官から後任の次官に引き継いだと明言。条約局(現国際法局)長を務めた東郷和彦元駐オランダ大使も条約局長当時に密約に関連する文書を5冊のファイルにまとめて後任に引き継いだと証言している。 (07:00)


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